TechShare株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役:重光貴明、以下「TechShare」)は、伊予鉄グループ株式会社(本社:愛媛県松山市、代表取締役社長:清水一郎、以下「伊予鉄グループ」)との間で、2026年9月25日付で資本業務提携に関する基本合意書を締結しましたので、お知らせいたします。

本連携は、地域交通・生活インフラを担う伊予鉄グループと、最先端ロボットの導入支援を担うTechShareが協力し、フィジカルAIの現場導入を四国・中国地方から加速することを目的とするものです。生成AIの進化により、AIがロボットという身体を得て現実世界で活動する「フィジカルAI」への注目が急速に高まっています。少子高齢化に伴う労働力不足が深刻化する日本では、物流、工場、警備、建設、点検・保守、交通・公共サービスなど幅広い分野で、ヒューマノイドロボットや四足歩行ロボットをはじめとする最先端ロボットの活用拡大が期待されています。
伊予鉄グループは、民営鉄道として日本で2番目の歴史を持つ企業グループとして、創業以来、鉄道事業を通じて地域交通の発展に貢献してきました。また、創業者が関わった伊予水力電気に代表される電力事業など、時代の節目における産業基盤づくりにも深く関わってきた歴史を有しています。近年では、松山市内で全国初となる自動運転レベル4のEV路線バスの本格運行に取り組むなど、先端テクノロジーを地域の公共交通や生活インフラに取り入れる挑戦を続けています。
こうした歴史と実績を背景に、伊予鉄グループは、2026年7月より伊予鉄AIコンサルティング株式会社を通じて、AI・ロボットを活用した新たな事業領域の開拓を進め、フィジカルAI事業への本格参入を目指しています。今回のTechShareとの連携は、伊予鉄グループがこれまで培ってきた地域インフラ運営と先端技術導入の知見を、ロボット・AI領域へ発展させる取り組みの一環として位置づけられます。
TechShareは、2020年よりUnitree製四足歩行ロボットの国内販売を開始し、2023年からはヒューマノイドロボットの販売も開始しました。企業の研究開発部門、教育機関、研究機関、官公庁など幅広いお客様に対し、最先端ロボットの販売・技術サポート、保守・修理、受託開発、実証実験支援など幅広い技術サービスを提供してきた実績を有しています。
両社は、伊予鉄グループの地域に根差した事業基盤・営業ネットワーク・現場展開力と、TechShareが培ってきたロボット販売・技術サポート・開発支援の知見を組み合わせ、四国・中国地方を中心に、ヒューマノイドロボット、四足歩行ロボットおよびフィジカルAIソリューションの導入、運用、保守までを一体で支援する体制づくりを進めてまいります。
特に、造船、製紙、農業、インフラ点検、交通・公共サービスなど、地域産業や地域課題に密接に関わる領域において、現場作業の省人化、安全性向上、点検・保守業務の高度化に資するロボットおよびフィジカルAIの活用可能性を共同で検討し、地域発の新たなロボット活用モデルの創出を目指します。
■ 資本業務提携の背景
TechShareは創業以来、ロボティクスおよびフィジカルAI領域を中心に事業を展開し、ヒューマノイドロボット、四足歩行ロボット、ロボットアーム、搬送ロボットなど、世界の最先端ロボットの販売・技術サポートと、AIベースのロボット関連製品の自社開発・受託開発に取り組んでまいりました。
一方、フィジカルAI市場の本格的な立ち上がりに向けては、研究開発体制に加え、保守・修理、物流、現場サポート、レンタル・派遣型サービスなど、ロボットを継続的に運用するための実装基盤を整備する必要があります。TechShareは、こうした基盤づくりを加速し、現場での活用を共に進めるパートナーとの連携を検討してまいりました。
伊予鉄グループは、地域交通をはじめとする生活インフラを担う企業グループとして、地域社会に密着した事業基盤を有するとともに、AI・ロボットなど先端技術の活用による地域課題の解決に取り組んでいます。両社は、地域産業や公共サービスの現場にフィジカルAIを導入していくうえで、相互の強みを補完できるとの認識で一致し、本提携に至りました。
■ 資本業務提携の主な内容
本提携において、両社は主に以下の領域で協力してまいります。
1)ヒューマノイドロボット等の地域での普及・導入支援
両社は、ヒューマノイドロボット、四足歩行ロボット、その他最先端ロボットの地域での普及に向け、展示会・イベント等の共同開催、共同マーケティング、顧客紹介、導入相談、デモンストレーションなどで連携します。伊予鉄グループの地域ネットワークとTechShareの製品・技術知見を組み合わせることで、四国・中国地方を中心とした導入機会の創出を目指します。
2)フィジカルAIソリューション開発・実証実験推進で連携
両社は、ヒューマノイドロボット・四足歩行ロボット等の最先端ロボットを活用した地域産業に合わせたソリューション、アプリケーション開発、関連サービスの共同開発について検討してまいります。伊予鉄グループが持つ公共交通サービスや地域産業の現場課題を起点に、点検、警備、案内、搬送、作業支援など、先端ロボットの活用可能性を共同で探索してまいります。
3)保守・修理・アフターサポート体制の構築
ロボットの普及を拡大するためには、導入後の保守・修理・アフターサポート体制が不可欠です。両社は、ヒューマノイドロボットや四足歩行ロボットの運用現場における保守・修理・技術サポート体制の構築について協力し、利用者が安心してロボットを活用できる体制整備を進めてまいります。
■ 今後の展開
両社は今後、伊予鉄グループおよび伊予鉄AIコンサルティング株式会社との連携を通じて、四国・中国地方を中心に、ヒューマノイドロボット、四足歩行ロボットおよびフィジカルAIソリューションの現場導入に向けた取り組みを進めてまいります。具体的には、展示会・イベント等での共同プロモーション、導入企業・自治体等への提案活動、保守・サポート体制の構築、地域産業向けソリューションの共同検討を進め、導入前の相談から実証、運用支援までを見据えた実装モデルの確立を目指します。
■ 代表者コメント
伊予鉄グループ株式会社 代表取締役社長 清水 一郎
伊予鉄グループは、地域に根差した事業基盤を活かしながら、AIやロボットなどの先端技術を地域社会の課題解決に活用する取り組みを進めています。TechShareとの本提携を通じて、ヒューマノイドロボットやフィジカルAIの可能性を地域の産業・公共サービスの現場に広げ、新しい価値創出に挑戦してまいります。
TechShare株式会社 代表取締役 重光 貴明
当社は2020年よりUnitree製ロボットの国内販売と技術サポートに取り組み、教育・研究機関から企業・官公庁まで、幅広いお客様に最先端ロボットをご活用いただいてまいりました。伊予鉄グループとの連携により、同社の地域に根差した事業基盤と当社のロボット技術・サポート体制を掛け合わせ、四国・中国地方をはじめとする地域でのフィジカルAIの普及を加速してまいります。
TechShareは、本提携を通じて、ロボティクスおよびフィジカルAI分野における現場活用を広げ、地域課題の解決と日本のロボット産業の発展に貢献してまいります。
■ 伊予鉄グループ株式会社について
社名:伊予鉄グループ株式会社
所在地:愛媛県松山市湊町四丁目4番地1
代表者:代表取締役社長 清水 一郎
事業内容:交通、不動産、観光、生活関連サービス等を中心とするグループ事業
関連会社:伊予鉄AIコンサルティング株式会社
伊予鉄グループは、愛媛県松山市を中心に、交通・不動産・観光・生活関連サービスなど地域に密着した事業を展開する企業グループです。近年は、自動運転レベル4のEV路線バスの本格運行など先端技術の地域展開にも取り組み、伊予鉄AIコンサルティング株式会社を通じてAI・ロボットを活用した新たな事業開発を推進しています。
伊予鉄グループ株式会社公式サイト:https://www.iyotetsu.co.jp/
■ TechShare株式会社について
社名:TechShare株式会社
所在地: 〒135-0016 東京都江東区東陽5丁目28-6 TSビル
設立:2012年1月
資本金:9,975万円
代表者:代表取締役 重光 貴明
TechShareは、オープンソースハードウェアを活用したフィジカルコンピューティングを原点とするロボティクス企業です。ヒューマノイドロボットや四足歩行ロボットの分野では、国内トップクラスの導入実績を有し、ハードウェアとソフトウェアを融合した技術を強みに、フィジカルAIの現場活用を支え、未来のロボットインフラを提供する企業を目指しています。
TechShare株式会社公式サイト:http://www.techshare.co.jp/
【本件に関するお問い合わせ先】
TechShare株式会社
管理部 担当:平田
電話番号:03-5683-7293
Email:ir@techshare.co.jp