e-MBD Training (e-ラーニング)

MATLAB/Simulinkを使ったモデルベース開発は、自動車業界を中心に急速に普及しつつあり、その教育ニーズは拡大の一途を辿っています。 当社では、これらのニーズに対応するため、2013年よりTechShareの公開トレーニングコースとして、MBD用の5講座を提供しておりますが、更なる教育範囲の拡充とサービス提供形態の多様化を目指し、2015年11月1日よりe-ラーニングでのMBD教育サービスの提供を開始します。

<コース一覧>

MBDエンジニア養成コース    
□ 基礎編-モデルベース開発のためのMATLAB/Simulink 入門
□ 演習編(1)-車両モデル作成演習
 □ 演習編(2)-制御モデル作成演習

MAABガイドラインコース     
 □ Simulink編  
 □ Stateflow編    

MBDエンジニア実践コース
 □ モデル井ベース開発のための状態遷移設計入門  (2017年4月以降計画中)   
 □ 組込み コード生成用モデル作成演習          (         〃         

その他 詳細はe-ーラーニング専用のe-MBD Trainingサイトでご確認ください。

 

e-MBD Trainingの特徴

□ MBD開発現場の実務に直結したトレーニング内容

e-MBD Trainingの教育内容は、自動車業界のMBDの標準化を推進するJMAAB で定義されたETSS-JMAAB(スキル基準)やスキルマネージメント協会のモデルベース設計検証技術部会の成果なども取り入れた実践的なトレーニング内容となっています。
更に、今回の追加開発されたMAABガイドラインコースは、JMAABのワーキンググループの協力を得て開発されたコンテンツでもあり、より実践的にMBDの開発現場の実務ニーズを盛り込んだ内容となっています。

□じっくり時間をかけて学べる大量の演習問題

弊社のMBD Training(集合研修サービス)では、各講座はコンパクトに2 日間で1つ1つのテーマが完結するように学習していきますが、e-MBD Learningのコースでは、学習者自らがしっかり手足を動かし、じっくり時間をかけて演習に取り組む必要があります。

MBDエンジニア養成コースに1か月、MAABガイドラインコースで1か月など、年度の教育計画の中で十分な時間を取って、確実に現場で使えるスキルが習得できるまで、じっくり学習する必要があるMBD開発現場の経験からうまれた実践教育コースとなっています。

□ 社内の集合研修とe-ラーニングの複合利用
MBDトレーニング(集合研修)とe-MBD Trainingの内容は、どちらも同じコンテンツをベースに作成されています。2日間の集合研修の前提知識をe-ラーニングで埋めたり、集合研修受講後の復習に利用することにより、現場で必要となる知識の定着を目指すことができます。

また、MBDトレーニング(集合研修)とe-MBD Learningの複合利用だけでなく、各講座の習得スキル範囲を定義してスキルマップを参考に、貴社の社内研修の補助講座として利用することで、社内講師の負担を軽減して、効率的に社内研修の準備や運営をすることができます。

□ 受講完了者(合格者)への修了証の発行

e-MBD Trainingでは、各講座内の小テストや包括テストで合格点を取得できないと先に進めないコース設定となっていますので、e-MBD Training講座の修了証は確実に学習を完了した証となります。また、MBD Training及びe-MBD Trainingは、スキルマネージメント協会(以下、SMA)の認証を取得した教育コースとなりますので、、各講座で合格基準を満たせばSMAの認証に基づく修了証を発行させていただきます。社内のMBDスキル管理の1つの参考指標として利用いただくことも可能です。

□ 企業の通信教育講座のメニューとしての利用も可能

社員の自己啓発サポートとして、通信教育講座を持つ企業では、e-MBD Trainingを通信教育講座の講座として利用することも可能です。上記の修了証や受講レポートを社員の自己啓発のサポート基準として利用することで、適切に社員の自己啓発をサポートをすることができます。

□ コンテンツの定期的なアップデート

e-MBD Trainingは、MATLAB/Simulinkのバージョンアップなどに合わせて定期的にコンテンツをアップデートを予定しています。たとえば、MATLAB/SimulinkのバージョンアップやMAABガイドラインの改定に伴うコンテンツのアップデートなど、社内ですべてを開発しメンテナンスしていく工数を大幅に削減できます。