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TESOLLO DG-3F

DG-3F 3指グリッパー

DG-3F-M/DG-3F-Bは、先進的なモジュラー構造を採用した次世代型 3 指ロボットグリッパーです。
3本の指と12個の関節を備えており、各関節ごとに個別にサーボ制御が可能となっています。耐久性・保守性・性能のすべてを強化して設計されており、従来の3指グリッパーと比べて、機械的な堅牢性と制御精度が大幅に向上しています。幅広い用途において精密かつ安定した把持を実現します。

主な特長

1. 高性能ハードウェアの進化

  • モーター:高効率 BLDC モーターを搭載し、耐久性と精密制御を強化

  • ギア:高強度ギアを採用し、強度と寿命を向上

  • 耐用年数:産業用途で 300 万回以上のサイクルに対応

2. 完全モジュール設計による高い保守性

  • 標準ボルトで簡単に組立・分解できる独立モジュール構造

  • 製品全体を分解せずに、モジュール単位で保守や交換が可能

  • 修理時間の短縮、ダウンタイム削減、メンテナンスコスト低減を実現

3. 操作性と把持性能の強化

  • ハイレベルとローレベル、両方の制御に対応
     - ハイレベル:複数のプリセットから簡単に把持姿勢の呼び出しが可能
     - ローレベル:各関節ごとの位置制御や、電流値の制御も可能

  • フィードバックの取得:関節情報・電流値のフィードバックをリアルタイムで取得

  • 把持後の微調整:把持後に対象物の再調整が可能

  • データバックアップ:設定や動作データを保持し、迅速なシステム復旧を支援

4. 開発者に優しい SDK とインターフェース

  • C / C++ SDK や、modbusTCP/modbusRTUのプロトコルが用意されており、ロボットアームと容易に連携可能

  • 直感的かつ操作しやすいユーザーインターフェース

5. 幅広い適用分野

  • 工場自動化:自動組立、部品ハンドリング、検査ライン

  • 物流自動化:多様なサイズや形状のアイテムの仕分け・把持

  • 研究開発:ロボット操作、AI 制御アルゴリズムの試作

スペック表

電源24[V]
消費電流最大10[A]
通信Modbus(RTU、TCP)、イーサネット(TCP/IP)
制御周波数333Hz
エンコーダーアブソリュートエンコーダ
自由度12 DoF (4 DoF per finger)
グリップ能力挟み込み可搬重量(定格、最大):2.5、5 [kg]、
エンベロープ可搬重量(定格、最大):10、15 [kg] *性能は摩擦によって異なります。
重さ1,114[g]

電源24[V]
消費電流最大10[A]
通信Modbus(RTU、TCP)、イーサネット(TCP/IP)
制御周波数200Hz
エンコーダーアブソリュートエンコーダ
自由度12 DoF (4 DoF per finger)
グリップ能力挟み込み可搬重量(定格、最大):2.5[kg]、
エンベロープ可搬重量(定格、最大):5[kg] *性能は摩擦によって異なります。
重さ1,044[g]