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DOBOT Magician用コントローラ Micro Control Box販売開始のお知らせ

TechShare株式会社(本社:東京都、資本金:2725万円、代表取締役:重光貴明、以下「TechShare」)は、正規代理店として販売するDOBOT Magician用のコントローラMicro Control Boxの予約販売を2020年1月27日付で開始したことをお知らせいたします。

 

 

今回、TechShareがリリースしたDOBOT Magician用コントローラMicro Control Boxは、Raspberry Piなどのシングルボードコンピュータを利用したDOBOT Magician用の小型ロボットアームコントローラで、Micro Control Boxがあれば、Window PCなしでも、インテリジェントな制御が可能となります。

 

Micro Control Boxは、DOBOT Magicianのロボットアーム制御だけでなく、MIPIやUSBで接続したカメラをロボットビジョンとして利用するためのコントローラとしても利用できることがその特徴となります。工場などのFA現場で利用することを想定し、直ぐに導入でき、スタンドアロンで長期安定して利用ができるコントローラを目指し製品化しています。

 

現在、Raspberry Pi版、Tinker Board版、Jetson Nano版の3種類のMicro Control Boxを用途に合わせて選ぶことができますが、追って2020年3月下旬を目途にAI画像処理のアプリケーションに強いTinker Edge Rを搭載したMicro Control Boxもリリースする予定です。

 

Micro Control Boxでは、搭載するシングルボードコンピュータの機能を下記の通り強化しています。

 

1) 放熱性の強化・確保

   金属筐体一体化したヒートシンクやアクティブファンを採用し放熱性を強化・確保。

 

2) 電源の安定化・ワンタッチ起動及びシャットダウン機能

Micro USBの電源入力をDCジャック入力に変更または追加し、電源の安定性の強化し、ディスプレイやキーボードなしで、ワンタッチで起動もシャットダウンもできるOn/Offスイッチを搭載。

 

3) 産業用Micro SDまたはオンボードeMMC採用

搭載ストレージは、瞬断対応機能付きの産業用Micro SDカード、またはオンボードeMMCを採用。

 

4)必要なソフトウエア環境はプリインストールなので設定不要

DOBOT Magician、Python、OpenCVなど必要な環境はプリインストール済みなので、電源をつないでスイッチを入れれば、直ぐに利用できます。数時間かかる面倒なインストールや環境設定の作業から解放されます。

 

販売価格は、Raspberry Pi版及びTinker Board版で¥29,800(税抜)、Jetson Nano版で¥39,800(税抜)-と低価格でのご提供を実現しています。また、生産は受注生産となるため、2020年1月27日から予約販売を開始し、3月上旬の出荷開始を予定しています。

 

❑ Micro Control Box(Raspberry Pi版)          :¥29,800-(税抜)

 

<主な仕様>

❑ コントローラの構成

1)   メインコントローラ 部:Raspberry Pi3 Model B

     ❑ DOBOTアーム制御

         ❑ ロボットビジョン処理 

   2)ストレージ:Micron製 32GB Industry Micro SD Card(瞬断対応機能付)

   3)主なソフトウエア環境

     ❑ OS:Tinker OS

     ❑ Python 3

     ❑ Open CV

     ❑ DOBOT DLL

     ❑ DoVision1 Pythonサンプルプログラム

 

❑ 搭載インターフェース

  1)パワーボタン :コントローラの起動及びシャットダウン

  2)電源入力ボート:

❑5V DC入力    :1口※5V3Aの電源アダプターを同梱。

                ❑5V Micro USB入力 : 1口

3) USBポート :USB2.0 x 4口

  4)HDMIポート  :1口

  5)LANポート  :1口

6)Audioジャック:1口

7) MIPI、CSIインターフェース

 

 

❑ Micro Control Box(Tinker Board版) :¥29,800-(税抜)

 

 

<主な仕様>

❑ コントローラの構成

1)       メインコントローラ 部:Tinker Board S

     ❑ DOBOTアーム制御

         ❑ ロボットビジョン処理 

2)       ストレージ:

❑オンボード16GB eMMC

❑Micro SDカードスロット(追加ストレージ用)

  3)主なソフトウエア環境

     ❑ OS:Tinker OS

     ❑ Python 3

     ❑ Open CV

     ❑ DOBOT DLL

     ❑ DoVision1 Pythonサンプルプログラム

 

❑ 搭載インターフェース

  1)パワーボタン :コントローラの起動及びシャットダウン

  2)電源入力ボート:

❑5V DC入力    :1口※5V3Aの電源アダプターを同梱。

                ❑5V Micro USB入力 : 1口

3) USBポート :USB2.0 x 4口

  4)HDMIポート  :1口

  5)LANポート  :1口

6)Audioジャック:1口

7) MIPI、CSIインターフェース

  

 

❑ Miro Control Box(Jetson Nano版) :¥39,800-(税抜)

 

<主な仕様>

❑ コントローラの構成

1)       メインコントローラ 部:Jetson Nano

     ❑ DOBOTアーム制御

         ❑ ロボットビジョン処理 

2)       冷却機構:ヒートシンク及びアクティブファン搭載

3)       ストレージ:Micron製 64GB Industry Micro SD Card(瞬断対応機能付)

   4)主なソフトウエア環境

     ❑ OS:Ubuntu

     ❑ Python 3

     ❑ Open CV

     ❑ DOBOT DLL

     ❑ DoVision1 Pythonサンプルプログラム

 

❑ 搭載インターフェース

  1)パワーボタン :コントローラの起動及びシャットダウン

  2)電源入力ボート:

❑5V DC入力    :1口※5V4Aの電源アダプターを同梱。

                ❑5V Micro USB入力 : 1口

3) USBポート :USB3.0 x 4口

  4)HDMIポート   :1口

  5)Displayポート:1口

6)LANポート  :1口

7) MIPI、CSIインターフェース

 

 

※外観はプロットタイプのものであり、実際の商品の外観は、予告なく変更されることがあります。

 

DOBOT Magician用のMicro Control Boxの販売は、TechShareの通販サイト(Physical Computing Lab)で販売を開始し、弊社のDOBOT販売店での販売を順次開始していく予定です。

 

 <販売サイト>

     https://www.physical-computing.jp/

 

 

TechShareについて

社名:TechShare株式会社
所在地:〒135-0016 東京都江東区東陽5丁目28-6 TSビル
設立:2012年1月
資本金:2,725万円
代表者:代表取締役 重光 貴明

TechShare株式会社は、「テクノロジーをもっと身近に」を合言葉に、技術普及に貢献することを目的に生まれた会社です。現在は、シングルボードコンピュータ事業、センシングデバイス事業、ロボット事業、ソフトウエア事業の4つの事業を核に、ハードウエア製品・ソフトウエア製品の販売、カスタマイゼーション、受託開発、教育サービス提供など幅広い事業形態で展開している企業です。自動車、電機、建設機械メーカーから、ソフトハウスや開発ベンチャー、官公庁、大学・高専等の教育機関まで、幅広い顧客に製品とサービス提供しています。

 

オープンソースハードウエア事業関連サイト:http://www.physical-computing.jp/

TechShare公式サイト: http://www.techshare.co.jp/

【本件に関するお問い合わせ先】
TechShare株式会社 マーケティング担当

電話番号:03-5683-7293
Email:info@techshare.co.jp

Tinker Edge T 国内出荷開始のお知らせ

TechShare株式会社(本社:東京都、資本金:2725万円、代表取締役:重光貴明、以下「TechShare」)は、国内正規代理店として販売するASUS Tinker Boardシリーズの最新製品Tinker Edge Tを2020年1月22日付で国内出荷を開始することをお知らせいたします。

 

 

 

ASUSは2019年6月にAIプロセッサを搭載したTinker Edge R及びTinker Edge Tの2つを発表しているが、その2つのうちTinker Edge Tが、今回国内出荷を開始することとなったものです。Tinker Edge Tは、AIアプリケーション用に設計されたシングルボードコンピュータで、主に下記の3つの特徴があります。

 

❑ TensorFlow(テンソルフロー)Liteを高速処理するAIアクセラレータGoogle Edge TPU搭載

 

処理効率を高速化し、電力需要を減らし、接続されたデバイスとインテリジェントなアプリケーションを簡単に構築できる機械学習のアクセラレータであるGoogle Edge TPUを搭載しています。このオンボードの機械学習アクセラレータにより、Tinker Edge Tは、計算単位あたりわずか0.5ワットを使用して、1秒あたり4テラ回の操作を実行できます。また、TensorFlow Liteモデル用に最適化されているため、一般的なMLモデルを簡単にコンパイルして実行できます。

 

❑ 動画・画像・音声をクラス最高峰のパフォーマンスで処理できるNXP i.MX 8Mプロセッサ搭載

 

クアッドコアARMベースのNXP i.MX 8Mプロセッサを搭載したTinker Edge Tは、グラフィックス、マシンビジョン、ビデオ、オーディオ、音声、安全性が重要なアプリケーション向けの強力なソリューションを提供します。 Tinker Edge Tは、1GBのLPDDR4デュアルチャネルメモリ、第4世代の低電力DDR DRAMテクノロジーを搭載し、システムのパフォーマンスと効率を向上させるために高速化と低消費電力化を実現しています。 Tinker Edge Tは、OS、アプリケーション、およびファイルストレージの読み取りおよび書き込み速度を大幅に高速化するオンボードの8GB eMMCおよびSD 3.0インターフェイスも備えています。

 

❑ 供給電源の変化にも対応する高度な電力設計採用

 

Tinker Edge Tでは特別な電源設計を採用しており、DCヘッド電源と一緒に最大45ワットの電力を供給し、複数の接続デバイスでも安定したシステム動作と完全なI/Oパフォーマンスを実現します。さらに、供給される電流と電圧が大幅に変化すると、排他的な電源保護設計が自動的にアクティブになり、ボードと接続されているすべてのデバイスを効果的に保護します。

 

また、Tinker Edge Tの主な仕様は、下記の通りです。

 

 ❑  SoC         : NXP i.MX 8M

 ❑  GPU           : GC7000 Lite (1GHz)

 ❑  CPU             : Quad-core ARM A53 (1.5GHz)、Coretex-M4

 ❑  メモリ          : Dual-CH LPDDR4 1GB

 ❑  NNプロセッサ : Google Edge TPU

 ❑  ストレージ     : 8GB eMMC、1×Micro SD (TF) カードスロット (push/pull)

 ❑  カメラI/F       : Camera Interface: MIPI 24-pin CSI-2×2

 ❑  Internet        : RTL8211F-CG Gbit LAN、802.11 b/g/n/ac & Bluetooth 4.2

 ❑  ディスプレイ   : HDMI with CEC hardware ready×1、22-pin MIPI DSI×1

 ❑  USB        : USB 3.2 Gen1 Type-A ports ×2、USB 3.2 Gen1 Type-C OTG port ×1

 ❑  入力電源         : 12-19V DC input

 ❑  動作温度         : 0~50℃

 ❑  OS                : Mendel Linux

 ❑  サイズ           : 3.37インチ x 2.125インチ

 

国内販売価格は、¥21,600-(税抜)で、TechShareのWeb通販サイト(Physical Computing Lab)での販売を1月22日(水)より販売を開始いたします。その他の販売店に関しましては、Tinker Board取扱いの販売店を中心に、準備が整い次第、順次販売を拡大していく予定です。

 

 

Tinker Edge T  販売価格 ¥21.600-(税抜)

<パッケージ内容物>

   1)Tinker Edge T ×1

 2)バックプレート ×1

   3)Quick Start Guide ×1

 

 

<通販サイト>

  URL:https://www.physical-computing.jp/

 

TechShareでは、今後、Tinker Edge T及びTinker Edge Rの一般販売の他、産業ユーザ向けの販売強化をしていく計画です。AIソリューションのプラットフォームハードウエアとしてTinker Edge T及びTinker Edge R を使った画像検査やロボットビジョン、Industry IoTなどのソフト開発を強化し、ロボットアームやその他のFA機器のソリューションと組み合わせた複合ソリューションで販売活動を展開していく計画です。

 

 

ASUSについて
ASUSは、Fortune誌にて世界で最も称賛される企業の1つであると高く評価されました。明日をスマートな生活にするため、革新的な製品の開発に専念しています。包括的なポートフォリオには、Zenbo、ZenFone、ZenBook、およびAR、VR、IoTとともにさまざまなIT機器および世界シェアNo.1マザーボードなどコンポーネントが含まれます。 ASUSは世界中で17,000人以上の人材を擁しており、5,500人以上の世界TopクラスのR&D人材を確保しています。イノベーションを軸に、品質にコミットしたASUSは、世界で4,511の賞を受賞しました。

ASUSホームページ:https://www.asus.com/jp/

 

TechShareについて
社名:TechShare株式会社
所在地:〒135-0016 東京都江東区東陽5丁目28-6 TSビル
設立:2012年1月
資本金:2,725万円
代表者:代表取締役 重光 貴明

TechShare株式会社は、「テクノロジーをもっと身近に」を合言葉に、技術普及に貢献することを目的に生まれた会社です。現在は、シングルボードコンピュータ事業、センシングデバイス事業、ロボット事業、ソフトウエア事業の4つの事業を核に、ハードウエア製品・ソフトウエア製品の販売、カスタマイゼーション、受託開発、教育サービス提供など幅広い事業形態で展開している企業です。自動車、電機、建設機械メーカーから、ソフトハウスや開発ベンチャー、官公庁、大学・高専等の教育機関まで、幅広い顧客に製品とサービス提供しています。

 

オープンソースハードウエア事業関連サイト:http://www.physical-computing.jp/

TechShare公式サイト: http://www.techshare.co.jp/

【本件に関するお問い合わせ先】
TechShare株式会社 マーケティング担当

電話番号:03-5683-7293
Email:info@techshare.co.jp

 

DOBOT Magician用FAコントローラ販売開始のお知らせ

TechShare株式会社(本社:東京都、資本金:2000万円、代表取締役:重光貴明、以下「TechShare」)は、正規代理店として販売するDOBOT Magician用のFAユーザ向けコントローラCompact FA Control Baseの販売を2020年1月21日付で開始したことをお知らせいたします。

 

  

 

今回、TechShareで販売を開始したCompact FA Control Baseは、Raspberry PiまたはTinker Board (Linuxシングルボードコンピュータ)によるロボットアーム制御とロボットビジョン画像処理、Arduinoベースのシーケンス制御やFA周辺機器との通信を1台のコンパクトなコントローラに組み込んだ自社開発のDOBOT Magician用のコントローラ製品です。

 

   

 

TechShare株式会社 代表取締役 重光貴明は、以下の通り述べています。「DOBOT Magicianは、教育用に設計された小型のロボットアームであるが、その手軽な価格帯と教育用ロボットアームとしては高い耐久性から、日本ではFA分野での利用が非常に多いロボットアームです。これらのFAユーザの環境では、通常、PLCなどで工場のラインに設置されたセンサーやFA機器を制御していることが多いが、これからの環境とスムーズに連携し、手軽に使えるコントローラの要望する声は、多くのユーザから頂いていた。Comapct FA Control Baseは、これらの要望に応えるために自社開発した製品で、多くのFAユーザの利用課題の解決につながるソリューションとして、大きな期待をしています。」

 

Compact FA Control Baseの製品には、FAユーザが必要とする下記の特徴があります。

 

1)DOBOT Magicianのアーム制御だけでなく、ロボットビジョンコントローラとしても利用可能。

 

Rasberry PiやTinker Boardなどの高性能なシングルボードコンピュータを内蔵しているため、DOBOT Magicianのコントトローラとして利用するできるだけでなく、USBカメラを接続してOpenCVなどのオープンソースを利用した安価なロボットビジョンコントローラとしても利用できます。

 

  

 

2)Arduino内蔵のシーケンスコントローラでFA機器などとの接続も可能。

 

本製品には、Arduino Leonardoが内蔵されたシーケンスコントローラがあるため、FA分野で利用されるPLCや5V系、24V系のセンサー、操作パネル、ステータスランプなどとの接続が可能です。また、Arduinoをプログラムすることで操作パネルなどの周辺機器の入出力やセンサー入力などと連携して利用することが簡単にできます。

 

   

 

3)DOBOT Magicianに合わせて専用設計されたコンパクトな筐体

 

DOBOT Magicianの本体の下に簡単に取付も可能な筐体筐体として設計されているので、DOBOT Magicianのコンパクトさを損なうことなく利用できます。

 

   

 

 

4)DOBOT Magicianのリセットやホームなどのプッシュボタンもコントローラから制御可能

 

ホームボタンやリセットボタンなどをコントローラからの制御で物理的にプッシュできるソレノイドモジュールの取り付けも可能です。

   

 

 

<主な仕様>

 

❑ コントローラの構成

      1)メインコントローラ 部:Raspberry Pi2 Model B、または、Tinker Board S

     ❑ DOBOTアーム制御

         ❑ ロボットビジョン処理 

  2)シーケンスコントローラ部 :Arduino Leonardo

     ❑デジタル/アナログ入出力

     ❑リレー出力他

 

❑ メインコントローラ部の搭載インターフェース

  1)パワーボタン :DOBOTコントローラの起動及びシャットダウン

  2) USBポート :USB2.0 x 6口(前面3口、背面3口)

  3)HDMIポート  :1口(背面)

  4)5V DC入力 :1口(背面)※5V4ADCアダプター同梱。

 

   

   

 

❑シーケンスコントローラ部の搭載インタフェース

  1)デジタル入力   :4チャンネル(LED付)

  2)デジタル出力   :4チャンネル(LED付)

  3)アナログ入出力  :4チャンネル

  4)リレー出力    :3チャンネル(LED付)※ノーマルオープン接点出力

  5)デジタル入出力電源:1口(LED付)5V~24V入力可能。※

  6)リセットスイッチ :1個(シーケンサーリセット用)  

  7)I2C通信ポート  :1ポート(マスター)

   8)DOBOT用プッシュボタンモジュール(ソレノイド式)

 

   

   

  

Compact FA Control Baseの販売価格は、¥59,800-(税抜)でTechShareの通販サイト(Physical Computing Lab)で販売を開始します。

 

  <販売価格>

     1)Compact FA Control Station(Raspbery Pi版) :¥59,800(税抜)

     2)Compact FA Control Station(Tinker Board S版):¥59,800(税抜)

 

  <販売サイト>

      https://www.physical-computing.jp/

 

また、本製品はDOBOT販売店経由での販売を準備が整い次第、順次拡大していく予定です。

 

TechShareについて
社名:TechShare株式会社
所在地:〒135-0016 東京都江東区東陽5丁目28-6 TSビル
設立:2012年1月
資本金:2,000万円
代表者:代表取締役 重光 貴明

TechShare株式会社は、「テクノロジーをもっと身近に」を合言葉に、技術普及に貢献することを目的に生まれた会社です。現在は、シングルボードコンピュータ事業、センシングデバイス事業、ロボット事業、ソフトウエア事業の4つの事業を核に、ハードウエア製品・ソフトウエア製品の販売、カスタマイゼーション、受託開発、教育サービス提供など幅広い事業形態で展開している企業です。自動車、電機、建設機械メーカーから、ソフトハウスや開発ベンチャー、官公庁、大学・高専等の教育機関まで、幅広い顧客に製品とサービス提供しています。

 

オープンソースハードウエア事業関連サイト:http://www.physical-computing.jp/

TechShare公式サイト: http://www.techshare.co.jp/

【本件に関するお問い合わせ先】
TechShare株式会社 マーケティング担当

電話番号:03-5683-7293
Email:info@techshare.co.jp

 

ASUS Tinker Board User Conference 2019

 

<開催イベントの概要>

イベント名:   ASUS Tinker Board User Conference 2019 

       AI・IoT開発を加速するTinker Board最新ソリューション

日時   : 2019年10月29日(火)13:00~17:30(予定)

会場   : 秋葉原UDX Next 2 (4F)

定員   : 120名(予定)

参加費  : 無料

主催   : TechShare株式会社、ASUS Japan

協力企業  :   Google、 アヴネット株式会社、株式会社MTMシステムズ

       オムロン株式会社、株式会社Candy Line、株式会社Keigan

       株式会社センチュリーアークス、株式会社ソフィックス 

       ソフィアプランニング株式会社

協力販売店: 共立電子産業株式会社株式会社千石電商ツクモ(ロボット王国)

       マルツエレック株式会社

 

1)講演セッション 13:00-16:30 

第1部:AIプロセッサ搭載の最新Tinker Board製品>

❏ Introduction

      TechShare株式会社 代表取締役 重光 貴明

❏ ASUS TINKER EDGEの紹介:組込みアプリケーションのケーススタディ

Leslie Yu, Senior Director of Software Development, ASUSTeK Computer Inc.

※英語講演

新製品ASUS TINKER EDGEシリーズの紹介とともに、組込向けのビジネスソリューションを説明します。ASUS TINKER EDGEシリーズは、ニューラルネットワークプロセッサを搭載した超小型フォームファクターのシングルボードコンピューターです。AIベースの垂直型アプリケーションのエッジでの機械学習推論を高速化します。ASUS TINKER EDGEシリーズは、ユーザーの素晴らしいアイデアをローカルAIで実現します。

❏ Machine learning applications moving towards local/Edge inference needs

Ajay Nair, Product Management Lead, Edge TPU, Google

※英語講演 

This session will talk about how and why Machine learning applications are moving towards local / Edge inference needs;

what the new requirements are and how the industry is evolving to address the needs from key vertical markets.

 

<第2部:Tinker BoardのFA活用>

❏ 古い機械・メーターをIoT化「SOFIXCAN Ω Eye」

低コスト・機械の改造レスでIoTを実現

株式会社ソフィックス IoT事業開発部 大木宏志

古い機械・メーターをカメラで撮影し、画像認識技術によりデータ化、サーバーに蓄積する製品です。今までデータ取りを諦めていた古い機械やメーターのログを取ることができます。データ化できるアイテムは「ランプ」「文字」「アナログメーター」「デジタルメーター」の4種類。付属の認識設定ツールを使用して、ユーザー自身が認識個所の設定をすることができます。

   

 

❏ Tinker Board S と Node-RED で KeiganMotor を簡単制御

株式会社Keigan 代表取締役 徳田貴司

プロトタイピングフレームワーク Node-RED を使って、KeiganMotor を Tinker Board S から実際に動作させます。

   

 

Tinker Boardによるカメラと連携したロボットアーム制御

株式会社 MTMシステムズ 伊賀井清史

Tinker BoardなどのコンパクトなLinuxのSingle Board Computerをロボットアームコントローラとして利用は、FAの分野などを中心にあります。今回は複数台のウェブカメラと連携したDOBOT MagicianのロボットアームをTinker Boardで利用する事例を紹介します。

 

<第3部:Tinker Boardによる製品開発>

❏ セキュリティ関連(ビル入退室管理システム)での運用について

Tinker Boardの優位性及び開発の苦労話や今後の展望

株式会社 アクトプロダクツ 技術部 尾形 窓哉

ビル入退室管理システムの中で、主に非接触型ICカードをかざして扉の開閉を行う部分の基板を開発・製造しています。従来基板にはマイコンを使用してプログラムはCを使用しておりましたが、この度客先より、「pythonで組む事」との要望があり、SBCを採用する事になりました。結果、客先の検査も通り、実際に名古屋のビルで運用しておりますが、それまでの取り組みや今後の課題をお話いたします。

❏ オープンプラットフォーム PaPeRo(PaPeRo i )のSBCを利用したアプリケーション開発について

ソフィアプランニング株式会社 代表取締役 岡部 忠明

NECプラットフォームズが提供しているロボット型の商品PaPeRo i はRaspberry PiやTinker BoardなどSBCを追加して機能拡張することができます。当社はSBCを利用した機能拡張やアプリ開発の方法を専用サイトで公開し、パートナー間でのノウハウ共有を推進しています。

❏ Tinker Boardの安定稼働のためのTips

TechShare株式会社 シニアマネージャー 大坪 基秀

Tinker BoardやBoard Boardなどの最新のSingle Board Computerは、その性能の高性能化に伴いボードの発熱の問題や大容量の電源を必要としたり、電源スイッチやクロックなど低価格のための省略された部分があるなど、産業用途で安定的・継続的に利用するには様々な課題があります。当社のTinker Boardのサポート経験の蓄積から、Tinker Boardを安定運用させるためのキーアイテムやノウハウをご紹介し、Tinker Boardを快適に利用するためのヒントをご紹介いたします。

❏ 様々な用途に活用できるTinker Board対応の最新カメラモジュール製品

TechShare株式会社 技術顧問 野村 哲哉

超小型・超広角187度のTinker Board対応のカメラモジュール、グローバルシャッターのカメラモジュールなどTinker Board対応の最新カメラモジュールの紹介とその活用アプリケーションなどをご紹介していきます。

   

 

<参考:昨年のコンファレンスの様子>

昨年開催したTinker Board User Conference 2018の開催報告は、下記よりご参照ください。

 

2)ユーザ交流会 16:30-17:30

講演セッション終了後、会場内の製品展示スペースで、簡単な軽食とドリンクで、講演者、展示パートナーと参加者間の情報交換をしていただくための交流会を開催を予定しております。ご参加いただきましたユーザの皆様、講演者、製品展示企業の方々の情報交換の場としてご活用いただけば幸いです。

 

 

 

3)製品・ソリューション展示 12:30-17:30

  

講演セッション前後や休憩時間中に、Tinker Board関連の最新製品やソリューションをご覧になれる製品・ソリューションの展示コーナーをご用意しています。講演内容のデモ機器やその他関連ソリューションなど幅広い情報提供が展示されていますので、ぜひご活用ください。

 

❑ ASUS/TechShare株式会社

□ Tinker Edge R/T最新情報

AIプロセッサが搭載されたTinker Boardシリーズの最新ボードTinker Edge T及びTinker Edge Rの最新情報を紹介します。

 

□ Tinker Board/Tinker Board S及び産業用に使えるCompact Tinker Box

Tinker Board及びTinker Board Sで利用できるー及びThird Party製のケース、電源、Industry Micro SDカードなどの必須アクセサリーや対応するタッチスクリーン、e-paperなど各種製品のご紹介します。
 

Tinker Board用最新カメラモジュール

超小型・超広角187度Tinker Board用カメラもジール、グローバルシャッターカメラモジュールなど、定番のカメラから用途別に使える最新の

Tinker Board対応カメラモジュールまで、幅広くご紹介します。
 

Tinker Board対応の深度センサーXtion 2

Trinker boardによるXtion 2の利用例とTinker Board用ステレオビジョンHatなどの最新の3Dビジョン製品のデモンストレーションを展示させていただきます。

 

❑ アヴネット株式会社

□ Tinker Board 検証済み産業用Micro SD Card

Tinker BoardのようなSingle Board Computerを産業用途で使う場合には、書き込み回数などの耐久性の保証、民生品のMicro SDカードでは頻繁に変わってしまうチップやファームウエアをBOM固定している産業用Micro SDカードが必須です。特に電源のOn/OffスイッチのないSingle Board Computerでは瞬断対応機能も必須です。Tinker Boardに最適なMicron製の産業用Micro SDカードをご紹介します。

 

株式会社ソフィックス

□ 旧式の機会や装置をIoT化する操作パネル画像認識システムSOFIXCAN Ω Eye

旧式の機会や装置をIoT化するアナログIoTというコンセプトで開発した「操作パネル画像認識システム」SOFIXCAN Ω Eye。旧式機械を工場ネットワークに接続し、稼働監視を可能にします。

 

❏ オムロン株式会社

  センサ評価ボード

 

❏ 株式会社Keigan

Tinker Boardから手軽に使えるKeigan Motor

 

株式会社MTMシステムズ

TinkerBoard制御のDOBOTによるワーク整列システム

 

株式会社 CANDY LINE

ASUS Tinker BoardとCANDY LINE製品で実現するIoTゲートウェイ&クラウド開発環境

ASUS Tinker Boardと3G/4G LTE通信ボード「CANDY Pi Lite」でIoTゲートウェイを用意します。Node-REDベースのソフトウェア「CANDY RED」を使用して振動検出やセンサーネットワークのデモを行います。クラウド環境には自社サービス「CANDY EGG」を使用します

 

株式会社センチュリーアークス

12MP AF&OIS カメラモジュール「CA378-AOIS」活用ソリューション

弊社は、12MP AF&OIS カメラモジュール「CA378-AOIS」及び各種SBCPCとのI/F基板を製造販売しております。現在、RaspberryPiJetson TX2(Jetpack3.2)とのカメラ接続環境を販売しておりますが、新たに Tinker BoardJetson nanoJetson TX2(Jetpack4.2)PC(windows)のカメラモジュールI/F基板と接続評価用ソフトウェアの提供を開始いたしました。従来環境に比べカメラ性能を引き出す画像出力を実現できるため、低コストで高精度画像解析、AIDeeplearning等への活用が期待できます。 本展示では、CA378-AOISと各SBCへの接続環境デモと共に、顔認証システム及びサーモIRカメラ等のカメラ活用試作機を展示いたします。

 

<Tinker Boardパートナー募集>

TechShareでは、Tinker Boardを活用できる製品やソリューション、サービスを提供するビジネスパートナーを広く募集しています。本イベント等の製品展示や講演などのコレボレーションの他、弊社Webストアでの製品販売など、様々な活動でTinker Board関連の製品・ソリューションの普及活動に取り組んでおります。本イベントの展示参加やパートナーシップに興味のある方は、Physical Computing Week事務局まで、お問い合わせください。

 

<Tinker Boardユーザ事例>

TechShareでは、Tinker Boardを活用した製品開発やアプリケーション事例をを広く募集しています。本イベントへの製品・ソリューション・サービスの展示参加等を希望する方は、Physical Computing Week事務局までお問い合わせください。

 

 

(注1)上記のイベント内容、講演内容、展示内容は、主催者、協力企業及び講演者の都合により、通知なく変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

(注2) 上記のスケジュールは、主催者の都合により通知なく変更となることがありますので、あらかじめご了承ください。

 

TechShare株式会社 営業部
〒135-0016 東京都江東区東陽5-28-6 TSビル
TEL:03-5683-7293
Email: info@techshare.co.jp

Physical Computing Week 2019

Techshareは、主力事業として取り組むSingle Board Computer事業、Sensing Device事業、Robotics事業の3つをカバーするPhysical Computing関連製品のユーザコミュニケーションの一環として、2019年10月29日~31日の3日間は、Physical Computing Weekと題して、Tinker Board User Conference, Raspberry Pi Industry User Conference, Industry IoT・AI開発Conference, DOBOT Education Conference, DOBOT User Conference5つのConferenceを開催いたします。

開催期間:2019年10月29日~31日

会  場:秋葉原UDX Next

主  催:TechShare株式会社

開催カンファレンス:開催される各カンファレンスの詳細は、下記のアインコンをクリックしてください。

 

Tinker Board User Conference(10/29)

Raspberry Pi Industry User Conference(10/30)

 

 

 

Industry IoT・AI開発Conference(10/31)

DOBOT Education Conference (10/30)

DOBOT User Conference(10/31)

 

年のPhysical Computing Weekの特徴は、定番のTinker Board,  Raspberry Pi, DOBOTの3つの製品カンファレンスに加え、SBCの種類を問わないIndustry IoT・AI開発Conferenceを同時開催することになった点です。

このカンファレンスでは、SonyのSpresense、Seeed社のBeagleBone Green, Raspberry Pi、Tinker BoardなどのIoTに使える定番のボードの他、 NVIDIA Jetson Nano, Google Coral Dev Board, ASUSのTinker EdgeなどのAIプロセッサやAIに特化した機能が搭載された最新ボードのソリューションやユーザ事例などをご紹介していいきます。

 

 

 

 

 

 

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