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DoVision3 バラ積みボルトピックアップシステム開発パイロットユーザ募集のお知らせ

TechShare株式会社(本社:東京都、資本金:2000万円、代表取締役:重光貴明、以下「TechShare」)は、DOBOT Magicianを使ったバラ積みボルトのピックアップシステム開発プロジェクトに参加するパイロットユーザの募集を2019年8月26日から開始したことをお知らせいたします。

 

 

TechShareが開発を進めるシステムは、自社開発のDOBOT Magician用3DロボットビジョンシステムDoVision3を使ってバラ積みされたボルトから、ピックアップするボルトを検知し、1本ずつピックアップするシステムです。

これまで、バラ積みパーツのロボットアームによるピックアップは、高額なロボットビジョンシステムと高額な多関節ロボットを使って行われてきましたが、ボルトなどの低価格の小型パーツの整理作業などでは、コスト構造的に千万円以上する高級なロボットビジョンシステムやロボットアームの投入は難しく、その普及はほとんど進んでいないのが現状です。

 

 

また、技術課題としても、サイズも小さく、その表面にタップが切ってあるボルトやネジに関しては、レーザ計測などでも乱反射がきつく、正確な深度測定が簡単にできないアプリケーションであることも、それを困難にする背景となっています。

TechShareでは、このコスト構造や技術課題に果敢に挑戦し、新しい発想のビジョンシステムと専用エフェクターを開発することで、超低価格で実現するバラ積みボルトのピッキングシステム(特許申請済み)を考案し、その製品化に取り組んでいます。

システムの概要としては、DOBOT Magicianのロボットアーム、自社開発の3Dビジョンシステム DoVision3、バラ積みボルト一本取り専用エフェクター、整列用治具、画像処理及びロボット制御用のコントローラなどで構成されるバラ積みボルトから1本ずつピックアップして整理するシステムです。

 

そのシステムは、超低価格での実現を目指すため、正規代理店として販売するDOBOT Magician(¥139,000-)の4軸ロボットアームを前提として、小型のDOBOT Magician用に最適化した自社開発の3D Visionシステムでターゲットボルトの位置や高さを検知し、アームを誘導し、専用エフェクターでピックアップするシステムで、システムの合計で40~50万円以下の超低コストで販売できるシステムとして製品化を目指しています。

 

今回、TechShareで募集するパイロットユーザは、このシステムの利用に興味があるユーザで、実際に利用を前提とした実証試験やフィールドテストにご協力いただけるパイロットユーザを募集します。

 

募集期間:2019年9月30日まで

募集パイロットユーザ数:最大5社程度(予定)

<主な参加条件>

  • 実際の利用を想定した具体的なワークの提供
  • 想定される利用環境でのフィールドテストの実施と必要機材の購入
  • 実際の利用環境やワークを想定したカスタマイズ費用や導入費用の負担
  • パイロットテスト成果の市販製品への組入れ容認

パイロットユーザのメリットとしては、開発プロジェクトのフィールドテストで、自社の環境での利用のための制約条件などの事前把握、自社の導入課題の解決策を製品版へ盛り込むことができる可能性があること、いち早くこの超低コストソリューションを利用することで、業務改善を早期に進めることができるなどのメリットがあります。本開発プロジェクトのパイロットユーザとしての参加の詳細は、下記の弊社窓口までお問合せください。

 

<お問い合わせ窓口>

TechShare株式会社

営業部 DOBOTチーム

TEL 03-5683-7293

Email:dobot@techshare.co.jp

Web:www.techshare.co.jp/

 

TechShareでは、上記のDoVision3の開発の他、アラウンドビジョン型ロボットビジョンシステムのDoVision2の開発、特殊エフェクターの開発など、DOBOT MagicianをはじめとしたDOBOT 社の主要製品の機能を拡張するDOBOT Plus製品の自社開発に取り組んでいます。今後も、DOBOTユーザのより便利な利用環境の整備を目指して、その環境づくりに貢献していく計画です。

 

DOBOT 社について

社名:Shenzhen Yuejiang Technology Co. Ltd

所在地:Shenzhen市、中国

設立:2015年

DOBOT社は、産業用ロボットアームソリューションのレベルアップと拡張アプリケーションの継続的な開発を目指して、中国のShenzhen市で2015年に設立されたベンチャー企業です。設立当初よりDobot1.0、第二世代のDOBOT Magicianをはじめとしたデスクトップの汎用ロボットアームを開発・製造している技術集団で、その主力製品のDOBOTは、KickStarterでも製造メーカー、研究機関、教育機関、個人と幅広いレンジのセクターから高い評価を受け、グローバル展開する急成長するロボットアームのベンチャー企業です。

Shenzhen Yuejiang Technology社ホームページ:http://dobot.cc/

 

TechShareについて

社名:TechShare株式会社
所在地:〒135-0016 東京都江東区東陽5丁目28-6 TSビル
設立:2012年1月
資本金:2,000万円
代表者:代表取締役 重光 貴明

TechShare株式会社は、シミュレーションソフトウェアとオープンソースハードウェア関連製品の開発・販売と受託開発・技術研修などの技術サービスを提供する企業です。物理シミュレーションや振動解析等のソフトウェア販売事業、Arduino、Raspberry Pi、BeagleBone、Tinker Board、LattePanda等のシングルボードコンピュータ及び量産用カスタムボード等の販売事業、ロボットアームや自律走行ロボットなどのロボット製品販売事業を3つの核として事業展開しています。自動車、建設機械メーカーから、ソフトウェアハウスや開発ベンチャー、官公庁、大学・高専等の教育機関まで、幅広い顧客にサービス提供しています。

オープンソースハードウェア事業関連サイト:http://www.physical-computing.jp/

TechShare公式サイト:http://www.techshare.co.jp/

WRC2019-Intelligent Manufacturing Challenge Dobot競技会

WRC2019-Intelligent Manufacturing Challenge

Dobot競技会

 

 

 

 

1. Intelligent Manufacturing Challengeとは?

DOBOT競技会は、DOBOT社(Shenzhen Yuejiang Technology)は、WRCの名誉パートナーとして「Dobot Great Intelligent Manufacturing Challenge(DOBOT競技会)2019」を開催しています。

Techshareでは日本での予選大会の開催及び日本から中国でのWorld Robot Contest 2019に参加するチームの支援を行うことを計画しています。 

 中国最大のロボットコンファレンス「World Robot Conference(WRC) 」の重要なパートの1つが、プレスからはロボット産業のオリンピックと称される「World Robot Contest」です。WRCは、BCIコントロールロボットコンテスト、Ri-Coロボットコンテスト、インダストリーロボットスキルコンテスト、ワールドユースデザインコンテスト、インターナショナルUVSオープンで構成され、1万以上のチーム、トップ100のロボットエキスパートと5万人以上のコンテスト参加者が、約20の国と地域からこのイベントに参加します。

 

2 募集要項 

2.1 チーム構成(応募対象)

1)大学クラス (The Smart Challenge): 大学生2名~4名、指導先生1名

2)高校クラス (The Joint Team Event): 高校生2名~4名、指導先生1名

注1.高校クラスは、原則、高校生が対象ですが、高中一貫制の場合、中学生が入っても構いません。
注2.大学クラスは、大学生、大学院生、専門学校学生などが対象です。

 

2.2 主なスケジュール

競技会期間
トレーニング戦(東京)2019年3月23日
日本大会(東京)2019年7月6日
世界WRC本大会(北京)2019年8月20日-25日

 

 

 

3 競技会内容

 1)大学・高専クラス: 

    DOBOTを使って原材料をピックアップして分類し、指定された場所に積み上げる競技です。

    詳細は下記のドキュメントをご確認ください。

       大学生ルールブック(日本語)

       Intelligent Manufacturing Challenge Rules (University Level)

 2)高校クラス: 

    DOBOTを使って原材料を分類して指定される場所まで運びます。

    詳細は高校生ルールブック(日本語)にクリックしてください。

コンテストの流れ:

□YouTubeビデオ    

 

注:上記のルールブックは日本における選手権大会に使うルールブックです。本大会(中国)では、新ルールが適用される予定です。

 

4 なぜ DOBOT

 DOBOT Magicianは、ペイロード500g、繰返精度0.2mmの基本性能を持つ汎用ロボットアームです。  教育用に設計されたロボットアームですが、その高い基本性能と耐久性から、子供向けSTEM教育、ホビー、大学や高専などの高等教育、工場の軽作業他の企業の実務まで、非常に多彩な用途で利用されるロボットアームです。

十分な剛性のある安定したロボットアームの基本性能 

  • 多彩な作業が簡単にできる拡張性
  • 簡単に操作できるソフトウエア環境
  • システムとして拡張できるオプション

 Dobot Magicianの詳しい情報について、Dobot Magicianのホームページにご覧ください。

 

5 試合の目的

Industry 4.0 の核となる技術を取り巻く環境変化において、第四次産業革命に関する知識を普及し、皆の知恵を集めて、DOBOT Magicianに関する新たな可能性を発見することです。

また、学生の皆様がロボットやプログラミングやセンサーなどに興味を持っていただくことです。

  1. 選手たちはコンテストを通じて違う形の実験やプログラミングに触れることができます。創造力や学習の能力によって評価されます。
  2. チームのメンバーが協力して行動するので、チーム内の団結や連携も強くなることです。
  3. デスクトップ型ロボットに関する知識を習得できます。 また、ハイテック製造に関する教育手法を模索することです。
  4. 小型軽量のデスクトップロボットはコンテストのプラットフォームを提供します。このプラットフォームは、提供されたハイテク製品の教育的側面への適用や新しい教育手法を検討する機会を提案します。
  5. 優れたロボットスアームとして、Dobot Magicianはこれまで数多くの大学や教育機関で適用されてきました。Industry4.0を見据えたインテリジェントな工場の実現は、現在のDobot Magicianの製造現場における応用を踏まえた、進化した新しい教育的探索と言えます。

 

FAQ

Q1.DOBOT Magicianなどの機材の準備は必要ですか?

A:DOBOT Magicianなどの必要機材をお持ちでない方は、原則、購入が必要です。

Dobot 商品ページ

その他詳細については、お問合せください。  

 

Q2.参加のための必要コストは誰が負担しますか?

A:中国への飛行機代やVISA費用が自己負担が必要ですが、中国に滞在中のホテル、食費、交通費をWRC2018の実績では、主催側が負担していますが、本年度の大会では未定です。

 

Q3. 本大会へ日本からは、何チーム参加できますか?

A:3チーム程度を日本から参加できるように調整する予定ですが、詳細は現時点では未定です。

詳しくは下記の問い合わせ先まで、お問合せください。

 

<お問合せ先>

TechShare株式会社 営業部
TEL:03-5683-7293
Email:info@techshare.co.jp

WRC2019-Intelligent Manufacturing Challenge 世界大会(北京)開催報告

WRC2019-Intelligent Manufacturing Challenge

世界大会(北京)開催報告

WRC2019-Intelligent Manufacturing Challenge(Dobot競技会)の世界本大会が   

中国北京にて、8月20日(火)~から8月22日(木)の日程で開催されました。

日本からは、日本大会優勝チームの室蘭工業大学「Metal Swans」と準優勝の岩手大学「AXIS」の

2チームがこの世界大会に参加しました。

室蘭工業大学チーム Metal Swansチームが、世界大会で優勝!

室蘭工業大学 Metal Swansチームが本大会の大学生の部で、

見事優勝!世界チャンピオンとなりました。

さらにBest Team AwardとExcellent Awardの2つの特別賞も受賞しました。

                    優勝した室蘭工業大学Metal Swansチーム(表彰式)

   

 競技会場内での室蘭工業大学Metal Swansチーム 

また、岩手大学AXISチームは、現地で発生した配線問題やカメラの誤動作について、

雨傘による工夫などを行い、現場での素晴らしい対応力を証明しました。

        

             岩手大学チーム「AXIS」

皆様の協力のお陰で、2019年のWRC-Intelligent Manufacturing Challengeの世界大会の遠征は、

日本代表チームが大きな成果を収め、参加メンバーも、全員無事に帰国し、

大成功で終了することができました。

 

日本代表の参加メンバーの皆様、本当にお疲れ様でした。

WRC2019-Intelligent Manufacturing Challenge 日本大会(東京)の開催報告

WRC2019-Intelligent Manufacturing Challenge

日本大会(東京)の開催報告

室蘭工業大学Metal Swansチームが優勝!      

7月6日(土)に東京にて

WRC2019-Intelligent Manufacturing Challenge(Dobot競技会) 日本大会が開催されました。

日本大会では、 大学生部門が3チーム、高校生部門が1チームの計4校が出場し、

室蘭工業大学Metal Swansチームが優勝しました。

          優勝した室蘭工業大学チーム「Metal Swans」

 

           準優勝した岩手大学 チーム「Axis」

         大阪府立大学工業高等専門学校  土井研究室チーム

          茨城県立竹園高等高校 「まゆげった」チーム

【大学生部門 出場チーム】

・岩手大学 「Axis」

・室蘭工業大学 「Metal Swans」 

・大阪府立大学工業高等専門学校 「土井研究室チーム」

【高校生部門 出場チーム】

・茨城県立竹園高等高校 「まゆげった

   

                                                競技風景

全国縦断 DOBOT体験ツアー開催のお知らせ

お客様各位

この度、弊社が国内正規代理店として販売するDOBOT社製品を紹介する全国縦断体験デモツアーを下記のスケジュールで開催することをお知らせいたします。

本デモ体験ツアーでは、単なる製品紹介のプレゼンテーションと製品デモンストレーションだけでなく、DOBOT Magicianの操作体験が可能です。DOBOT社の最新製品の動向やDOBOT社製品の操作感を肌で感じられる貴重な機会です。是非、この機会にDOBOT製品を体感してみてください。

 

 

<開催概要>

❑ イベント名:全国縦断デモ体験ツアー

❑ 開催日程:5月31日(金)~6月5日(水)

  • 5月31日(金)13:00~16:00 東京会場 
  • 6月  3日(月)13:00~16:00 名古屋会場
  • 6月  4日(火)13:00~16:00 大阪会場
  • 6月  5日(水)13:00~16:00 広島会場

 

 ※各会場へのアクセスの詳細は、Access Mapをご参照ください。

❑ 参加定員(デモ体験定員):16名

❑ 参加費用:無料

❑ 主催:TechShare株式会社

<デモ体験会の内容(スケジュール)>

  • 12:30                 開場
  • 13:00~13:20    DOBOT製品の概要
  • 13:20-13:50   低価格ソリューションによるSmart Factory

休憩(10分)

  • 14:00~15:30      DOBOT Magician操作体験 
  • 15:30~15:50  デモンストレーション見学 
  • 15:50~16:00  質疑応答

 ※セミナー内容は、通知なく変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

<各会場で展示予定のデモ>

  • DOBOT M1ピックアンドプレイス
    • 衝突検知と安全停止機能(新機能)
  • DO Vision1 ロボットビジョンエントリーキット
    • カラーディスク追従&キューブのピックアンドプレイス
  • DO Vision 2 アランドビジョン アームナビゲーションシステム
    • コンベアベルト/スライダーレール
  • DO Vision 3 3Dロボットビジョン アームナビゲーションシステム
    • 複合ワークのピックアンドプレイスデモ

 

  • 新製品紹介(予定)※2
    • AI-Starter
    • Arduino Artificial Intelligent Kit

   ※1.展示デモ内容は、通知なく変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

   ※2.新製品紹介は、メーカーのリリーススケジュール等の変更で、紹介内容が変更される

     ことがありますので、あらかじめご了承ください。

<参加申込>

上記のデモ体験ツアーの参加申込方法は、下記のWebサイトで必要事項を入力の上、送信してください。

         

   参加申込フォームhttps://www.physical-computing.jp/form/2

 

ご不明な点などは、下記までお問合せください。

 

<お問合せ先>

TechShare株式会社
営業部 DOBOTチーム
TEL 03-5683-7293
Email: dobot@techshare.co.jp

http://www.physical-computing.jp/