[MG400,Nova,M1pro,CR]お問い合わせの際に必要な情報

1.はじめに


本記事では、DOBOT製品(MG400 / Nova / M1 Pro / CRシリーズ)をご使用中にトラブルや不具合が発生してロボットが動作しない際に、お問い合わせいただく前準備で用意していただく情報をまとめているものとなっております。

 

2.事前準備

事前準備に関しては、該当するロボットPCLANケーブルとなっております。

今回の記事ではDOBOT製品の一つである、MG400を使っております。

使用しているロボット

また、今回の記事では接続するLANポートはLAN1を前提としています。
下図のようにPCと直接接続してください。

ロボット – PC間 接続図

 

画像のようにPCとロボットをLANケーブルで直接接続したら準備は完了です。

 

注意:

お客様の使用しているPCがWindows11の場合には、セキュリティ上の問題でロボットにアクセスが出来ない仕様がございます。
Windows11でロボットにアクセスする方法は以下のリンクをご参照ください。

[DOBOT]Windows11でDobot製品にエクスプローラー上でアクセスする方法

3.お問い合わせの際に必要な情報

お問い合わせをする際に必要な情報が3つございまして、シリアルナンバーコントロールファームウェアlogsファイルを提供していただく必要がございます。
それぞれの確認方法を下記に記載いたします。

 

3.1シリアルナンバーの確認

シリアルナンバーの確認に関しては、DOBOT製品を扱う際に使用するDobotStudio Proで確認する方法とロボットについているシールを見て確認を行う2種類の方法がございます。
方法に関しては以下の項をご確認ください。

 

3.1.1 Dobotstudio proの場合

この項では、ロボットのシリアルナンバーの確認を行う箇所となっております。
確認方法に関しては、まずDobotStudio Proを起動して、ロボットと接続をしてください。

その後、ロボットとの接続が確認出来ましたら設定を押していただいて、基本設定を押してください。

 

DobotStudio pro 起動時画面

 

この画像の赤枠の部分がコントローラーファームウェアのバージョンとなっております。

シリアルナンバーの確認画面

 

3.1.2 ロボットに張り付いているシールで確認する場合

お手元にPCがない場合には、ロボットに貼っているシールのシリアルナンバーを確認していただく必要がございます。
確認する箇所に関しては以下の画像の赤枠となっております。

シリアルナンバー確認 Robot側

 

3.2 コントロールファームウェアのバージョンの確認

コントローラーファームウェアのバージョンの確認方法に関しては、先ほどのシリアルナンバーの確認の確認方法と基本的に同じでございまして、この画像の赤枠の部分がコントローラーファームウェアのバージョンとなっております。

 

コントローラーファームウェア 確認画面

注意
PCとロボットが接続している状態でないと、ファームウェアのバージョンを確認することが出来ませんので、予めご了承ください。

 

3.3 logファイルの確認

問い合わせを行う際には、エラーが発生した直前のロボットの状態を確認を行うために、logファイルの抽出をしていただく必要がございます。
抽出方法に関しては以下の方法をご参照下さい。

まず、エクスプローラーを開いていただいて、赤枠の部分に該当するロボットのIPアドレスを入力してください。

エクスプローラー画面

MG400/M1Proの場合

\\192.168.1.6/project

Novaの場合

\\192.168.5.1/project

その結果、projectの中に入ることが出来て、複数のファイルがエクスプローラー上に表示がされているかと思います。
赤枠に囲まれているlogsフォルダを選択してPCのデスクトップにコピーして保存してください。

 

取得するフォルダ

取得された3つの情報につきましては、1つのフォルダにまとめたうえでZIPファイルに圧縮し、メールにてご送付いただけますようお願いいたします。

なお、お問い合わせ時の状況によっては、一部の情報が取得できない場合もあるかと存じます。
その際には、予めその旨をご共有いただけますと幸いです。

ご不明点等ございましたら、お気軽にdobot@techshare.co.jpまでお問い合わせください。

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