DOBOT Magicianは、16cm×16cmのスペースに設置できる4軸の超低価格デスクトップ・ロボットアームです。
低価格のロボットアームながら高い基本性能を実現しており、子供向けSTEAM教育、ホビー、大学や高専などの高等教育、工場の軽作業まで、非常に多彩な用途で利用されています。付属ソフトウェアDOBOT Studioを使えば簡単に操作でき、アプリやBluetooth、WiFi、マウスなどでも制御できます。PythonやC/C++など、20種類以上のプログラミング言語による二次開発が可能です。
※産業用途でご利用をご検討の方は、産業用に進化したDOBOT Magician 新製品「DOBOT MG400」を合わせてご検討ください。
付属のソフトウェアDOBOT Studioを使えばロボットアームを簡単に操作することができます。DOBOT Studioは、様々な純正のエンドエフェクタに対応しており、このソフトウェアから多種多様な動作をDOBOT Magicianに指示することができます。DOBOT Studioは、ロボットアームの持つ全てのパラメータ設定ができるので、コーディングの手間なくコントロールすることが可能です。
DOBOT Magicianのロボットアームの操作プログラムは、プログラミング知識が全くない方でも利用できるように、直接手でアームを動かして、動作位置をアームに覚えさせるハンドティーチングによるアーム動作のプログラムを作成することができます。小学校の低学年の子供でも、数十分も使い方を説明すれば、一人でハンドティーチングでロボットアームを動かせるようになります。
より柔軟で複雑かつ精密な動作をさせるために、ビジュアル言語 Google BlocklyをベースにしたDOBOT Blocklyというプログラミング環境で、機能ブロックをパズルのピースを並べるようにグラフィカルにプログラミングする環境が利用できます。このビジュアル言語の環境は、全くプログラミング知識がない方でも、数十分の使い方説明で、独自のプログラムを作成できるようになります。
DOBOT Studioとは別に、開発者向けのSDKやAPI、コミュニケーションデータプロトコルが提供されています。それらの開発環境を使って独自のアプリケーションを開発することができます。Python, C/C++, C#、Javaなど20種類のプログラミング言語をサポートしています。DOBOTのオープンなプロトコルは、PLCやスマホなどと連携するアプリケーションの開発を可能にします。
DOBOT Magicianは、教育用に設計されたロボットアームですが、アームの関節にはモーターのない特殊なメカ機構で稼働するのため、アーム部分が非常に軽量で高い堅牢性と耐久性を実現しています。また、超低価格を実現しているため、教育ユーザの利用にとどまらず、産業ユーザーがこれまでコスト面でロボットアームの導入が難しかった工場内の軽作業やその他の新たな用途での利用が急速に進んでいます。
<ユーザの耐久性に対する評価>
国内製造メーカーA社の例:毎日、工場の稼働時間の8hを毎日利用していますが、1年以上利用ができています。価格を考えると直ぐに投資回収ができてしますので。非常にコストコストパフォーマンスは高いです。
国内製造メーカーB社の例:連続稼動テストで、24h連続の稼働テストを6か月以上行っていますが、特に問題なく動いています。
<拡張できるハードウエア(2次開発)>
DOBOT Magicianのハードウエアは、ユーザーアプリケーションを開発するために、13個のI/Oポート、API、リリースされたプロトコルに対応しています。対応するプログラミング言語を使って、ROS、PLC、マイクロコントローラ、Arduinoを活用した開発もできます。
DOBOT Magicianのベーシックキット、アドバンスキットの標準セットには、ロボットアームの先端に搭載できる様々なエンドエフェクタ(作業用のアタッチメント)が含まれています。本体付属のエアポンプで駆動するグリッパーや真空吸着(サクションカップ)、ペンアタッチメント、レーダー彫刻や3Dプリンタヘッドも選択できます。
また、I/Oポートがアーム部分にも搭載されているので付属のエンドエフェクタ以外でも、様々なセンサーやアタッチメントを拡張することができます。
ベーシックキット
ベーシックキットには、ロボットアーム本体の他に、下記のオプションパーツが含まれています。
アドバンスドキット
アドバンスドキットでは、上記のベーシックキットの内容に加えて、下記のオプションパーツが追加されます。
また、I/Oポートがアーム部分にも搭載されているので付属のエンドエフェクタ以外でも、様々なセンサーやアタッチメントを拡張することができます。
DOBOT Magicianのロボットアームには、ロボットアームと簡単に連動して利用できる純正の拡張オプション製品があります。
DOBOT Magicianのロボットアームとコンベアベルトキットを組み合わせると生産ラインを模擬した実験が簡単に実現できます。生産ラインの模擬やプロトタイプシミュレーションやロボット競技会などのコンテンツとして利用されています。
スライダーレールキットは、可動テーブル上にDOBOT Magicianを設置し、レール上を1mの移動が可能になります。DOBOT Magicianの少ない可動範囲を補い、その作業範囲を大幅に拡張し、長距離のピッキングや広範囲の書き込みが可能になります。
ビジョンシステム開発用ハードウェアプラットフォームの基本セットです。付属ソフトウェアのVisionStudioはブロック描画によって簡単に画像認識を構築することができ、DobotStudioとの相互連携にも対応しています。
DOBOT Magicianの使い方は、非常に簡単で、特殊なトレーニングは、一般的には必要ありません。DOBOT Studioの初歩的な利用方法、ハンドティーティやBlocklyのビジュアル言語などの比較的簡単なプログラミング環境は、弊社のYouTubeビデオなどを視聴するだけの学習で、簡単に利用できます。また、PythonやC言語などの一般的なプログラミング言語での利用には、オリジナルプログラミングガイドもありますので、用途に合わせてご活用ください。
1.ハンドティーチングで操作
【さくロボ】vol.1 DOBOT Magician プログラミングなしでロボットアームをコントロール!
【さくロボ】vol.2 DOBOT Magician ロボットアームでブロック運搬!
2.Blocklyのビジュアル言語で操作
【さくロボ】Vol.3 DOBOT Magician ビジュアルプログラミングでロボットアームを制御!
【さくロボ】vol.4 DOBOT Magician ロボットアームでコーディングにチャレンジ!
3.PythonやC言語で操作
PythonやC言語を使ってMagicianを動かしたい方向けにオリジナルのプログラミングガイドを販売しております。
DOBOT Magicianは、世界100か国以上、3000以上の学校や企業で、技術教育に利用されています。
本ページでは、そのユーザ事例の一部をご紹介します。
紹介するユーザ事例の分野
1.Higher Education ー 大学・高専などの高等教育での利用事例(22校)
2.K12 Schools ー 小中学校・高校の利用事例(12校)
Youtube
DOBOT 実機デモ体験セミナー
弊社はDOBOT社の正規代理店として、産業用4軸ロボットアームのDOBOT MG400や、6軸ロボットアームMagician E6、協働ロボットCR/NovaシリーズなどといったDOBOT製品の実機デモを定期的に開催しております。本セミナーでは、DOBOT MG400の実機操作を体験できるほか、最新製品Magician E6の実機体験や、協働ロボットDOBOT CR/Novaシリーズの活用テクニックを学ぶことが出来ます。また、東京・名古屋・大阪オフィスのショールームでは、数多くのDOBOTデモ機をご覧いただくことが出来ますので、是非ご参加ください。
TechShare株式会社 営業部 DOBOTチーム
〒135-0016 東京都江東区東陽5-28-6 TSビル
TEL 03-5683-7293 Email:dobot@techshare.co.jp