Unitree R1 ヒューマノイドロボット（電動2足歩行ロボット）
Unitree R1は、側転、逆立ち歩行、キックボクシングのような動作をこなす圧倒的な運動性能を備えています。坂道も安定して走行できる高度なバランス制御を搭載。スポーツ向けに設計されたその機体は、ロボティクスの可能性を大きく広げます。
※Unitree R1の製品情報をUnitree社が2025年７月25日付で公開しましたが、まだ、Unitree社が販売開始していない製品です。販売開始時期や出荷開始時期については、現在のところ未定です。メーカーおよび弊社での販売開始の準備が整いましたら、あらためてご案内申し上げますので、今しばらくお待ちください。
想像を超える運動性能
R1は、ヒューマノイドロボットとして異例の高い身体能力を実現しています。
側転や逆立ち歩行といったアクロバティックな動作はもちろん、ボクシングのような複雑な手足の連動もスムーズにこなし、坂道を駆け下りる安定した走行まで行えます。
圧倒的な機動力 × 小型・軽量設計
R1の本体は高さ121cm、重量約25kgと非常にコンパクト。設置場所を選ばず、教育・研究用途からイベントや展示にも適したサイズ感です。
1時間以上の連続駆動が可能なバッテリーと高性能ジョイントモーターにより、リアルタイムでの高応答な動作が可能です。
研究開発に適した拡張性の高い設計
R1は、教育・研究分野での利用を見据え、高度な開発環境と拡張性を備えた設計がなされています。
R&Dモデルでは専用のソフトウェア開発キット（SDK）が提供されており、動作アルゴリズムのカスタマイズや外部機器との連携など、柔軟な開発が可能です。さらに、オプションでDexterous Handの装着にも対応しております。
Unitree R1 スペック表
| Unitree R1 (スタンダード) | Unitree R1 (R&D) | |
| サイズ | 1210 × 357 × 190 mm | 1210 × 357 × 190 mm |
| 本体重量（バッテリーを含む） | 約25kg | 約25kg |
| 脚の長さ（大腿部+下脚部） | 675 mm | 675 mm |
| 腕の長さ（前腕部+上腕部） | 435 mm | 435 mm |
| 単脚の自由度 | 6 | 6 |
| 単腕の自由度 | 5 | 5 |
| 腰の自由度 | 2 | 2 |
| 頭部の自由度 | - | 2 |
| Dexterous Hand | - | オプション |
| ジョイントの出力ペアリング | クロスローラーベアリング、ダブルフックボールベアリング | クロスローラーベアリング、ダブルフックボールベアリング |
| ジョイントモーター | 低慣性高速インナーローターPMSM（永久磁石同期モーター、応答速度と放熱性能に優れる） | 低慣性高速インナーローターPMSM（永久磁石同期モーター、応答速度と放熱性能に優れる） |
| アームジョイント最大トルク | 約2kg | 約3kg |
| 関節可動範囲 | 腰関節：Y ±150° / R ±30° 膝関節：-10° ～ +148° 股関節：Y ±157° / P -168°～+146° / R -60°～+100° | 腰関節：Y ±150° / R ±30° 膝関節：-10° ～ +148° 股関節：Y ±157° / P -168°～+146° / R -60°～+100° |
| 電気配線 | 中空構造 + 内部配線 | 中空構造 + 内部配線 |
| 関節エンコーダ | デュアル + シングルエンコーダ | デュアル + シングルエンコーダ |
| 冷却方式 | 局所空冷 | 局所空冷 |
| 電源 | リチウムバッテリー | リチウムバッテリー |
| 基本演算能力 | 8コアCPU | 8コアCPU |
| マイクアレイ | 4マイクアレイ | 4マイクアレイ |
| スピーカー | 搭載 | 搭載 |
| Wi-Fi6 / Bluetooth 5.2 | 対応 | 対応 |
| 双眼カメラ | 搭載 | 搭載 |
| 高性能演算モジュール | - | NVIDIA Jetson Orin（40～100Tops）※オプション |
| スマートバッテリー（クイックリリース対応） | 搭載 | 搭載 |
| 充電器 | 付属 | 付属 |
| マニュアルリモコン | 付属 | 付属 |
| バッテリー駆動時間 | 約1時間 | 約1時間 |
| OTAによる知能強化アップグレード | 対応 | 対応 |
| セカンダリ開発対応 | - | 対応 |
| 保証期間 | 8ヶ月 | 12ヶ月 |
Unitree 特別体験セミナー
- Unitree Supported Partner Program
- 本プログラムは、Unitree robotics製品を活用したロボットソリューションを、日本国内で広く社会に普及させること目的として、TechShareが正規代理店として展開するパートナープログラムです。パートナー企業の皆様と協力することで、より有効で、幅広いUnitree robotics製品を活用したロボットソリューションを日本国内で提供することで、利用ユーザの利便性や利用価値を高めることを目的としたプログラムとなります。
- Unitree Developer Conference
- 2023年7月に名古屋国際会議場にて開催されました、Unitree Developer Conference 2023につきまして報告ページを公開しております。 一部のユーザ講演につきまして、動画をYouTubeにて公開しておりますので、Unitree製品ご活用の参考になれば幸いです。
TechShare株式会社 営業部 Unitreeチーム
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